生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

「ここに連れてきたのは、前世の約束を叶えたかったから。俺、綺麗な星を見られるところに連れて行くって言ったのに、結局連れていけなかったから。今更遅いかもしれないけど……」

「お、遅くなんてないですっ……!むしろ、私をここに連れてきてくださってありがとうございますっ!ずっと、ここに来てみたいって思っていたんです。」

『綺麗な星が見られる場所、知ってるから連れて行ってあげる。』

『やったぁっ……!埜雅さん、ありがとうございますっ……!』

 そういえば、前世でそんな会話をした覚えがある。

 それをずっと、覚えててくれたんだ……。

 桜華とはもう違うのに、嬉しすぎて何も言えなくなる。

 胸の奥が熱くなって、一言でも言葉を発すると泣いてしまいそう。

 ここ最近の私は泣き虫だから、泣かないように唇を引き結ぶ。

 でも……ちゃんとお礼を伝えたくて、私はさっき考えていた事を実行した。

 ぐいっと、雅君の制服のネクタイを引っ張ってこっちに寄せる。

 そのままの体制で、雅君のバランスが崩れたのを見計らってから――私は、雅君の唇にキスをした。