生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 そのせいで立夏ちゃんに何も言う事ができず、無慈悲にもどこかへと連行された。

 ごめんね、立夏ちゃんっ……!

 心の中でそう、謝りながら。



 ピシャッと扉を閉め、私が勝手に逃げないように内鍵をかけた雅君。

 私が連れていかれたのは、この前も来た空き教室だった。

 そのまま私は近くの椅子に座らされ、後ろから雅君に抱きしめられた。

「ひゃっ……み、みやび、くんっ……!」

 私の首筋に顔を埋めた雅君の行動に、思わず変な声が洩れる。

 くすぐったくて、恥ずかしくて……言葉に表せないくらいの感情に襲われた。

 後ろから手を回されているせいで、迂闊には動けない。

 すると雅君は、申し訳なさそうな声色で言葉を紡ぎ出した。

「ごめん、咲桜。教室内でキスして……。あーいうのは見せつけないと、変な輩が咲桜に寄ってきちゃうから。嫌だったよね、本当ごめん。」

「やっ……嫌じゃ、ないです……。」

 吐息が首に当たってくすぐったいけれど、何とか私も言う。

 嫌じゃないって言うのは、私の本心。