生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 お、大きな声っ……。

 学校内に響き渡るんじゃないかというほどの大きな声で、驚いて雅君に抱き着いてしまった。

 こ、怖いっ……!

 ぎゅうっと、怖さを紛らわせる為に強く抱きしめる。

 無我夢中でそうして、雅君の胸板に顔を埋める。

 その直後、ふわっと体が宙に浮いた。

 いわゆる……お姫様抱っこという体制。

「言っとくけどさ……もし俺の彼女、怖がらせたら……」

 それと同時に、雅君の鋭い声が聞こえる。

 敵意が混じっているようで、私でさえも動きを止めてしまう。

 私やクラスメイトがその言葉に呆然として、何も言えなくなっていた時。

「誰であろうと、容赦なく潰すからね。」

「「「ひっ……!!!こぇぇ……暁槻……。」」」

 クラスメイトの気持ちがリンクしたのか、みんなが同じ言葉を発していた。

 一方私はというと……お姫様抱っこされたまま、雅君に連れていかれてしまった。

「あっ……!勝手に咲桜連れて行くんじゃないわよ、暁槻っ……!」

 後ろからは立夏ちゃんの声も聞こえてきたけれど、雅君は無視を決めている。