生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

「で、でも私雅君に酷い事言っちゃいましたっ……。」

 後悔しているように、肩を震わせて今にも泣きそうな様子の咲桜。

 酷い事って……咲桜は何にも、悪くないのに。

 俺が勝手に焦って怯えさせて、考えを押し付けただけ。

 だから咲桜が、思い詰める必要なんか全くない。

「咲桜。」

 これ以上ないくらいの甘い声で愛しい彼女を呼んで、顔を近づける。

 不思議そうにしている咲桜の顔が視界に入ったと同時に、柔らかいリップ音が部屋に響いた。

 ……あーもう、可愛すぎる。

 咲桜の何もかもが愛おしすぎて、思わず押し倒してしまった。

 ベッドが音を立てて、咲桜をまっすぐに見つめる。

「酷い事なんかじゃない。咲桜が言ったのは本当の事だったし、俺に非があるんだから。咲桜は何も、心配しなくていいんだよ。」

 全部俺が悪いんだから……咲桜は気にしないで。

 咲桜には、笑っていてほしいから。

 ……なんて、傷つけた本人が何言ってんだか。

 自嘲するように思っていると、不安そうな咲桜の声が聞こえてきた。