生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 ……っ!

「咲桜……っ!」

 か細くて聞こえるか聞こえないかくらいの、小さな声。

 だけど俺の耳にははっきり届いて、大きな声で名前を呼んだ。

 それと同時に、俺の目の前には……気を失っている様子の咲桜が映った。

 いた……っ!

 大分炎が大きくなっているけど、そんなの関係ない。気にしてられない。

 前世で伸ばせなかった手を、現世では……っ。

『のあ、さ、ん……。』

 さっきの咲桜が桜華の呼び声と重なり、無我夢中で彼女に手を伸ばす。

「咲桜、咲桜っ……!」

 やっと触れられた咲桜は気を失っているようで、苦しそうに苦い顔をしていた。

 うなされているようにも、苦しんでいるようにも見える。

 ……早くここから、逃げないと。

 咲桜をお姫様抱っこして、炎が少なそうなところを探して無事に出てこれた。

 その後は近くの大人に軽く状況説明をして、俺の家へと咲桜を連れて行った。

 ……そして、今に至っている。

 咲桜は自分の言った言葉をかみしめるように目を伏せながら、続けざまにこう口にした。