生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 なだめるような声色でそう言われ、何も言えなくなる。

 そうなの、かな……。

 私が酷い事言ったのがどう考えても悪いのに、雅君はどうしてそう言ってくれるんだろう……?

 本当に、不思議な人……。

「そう、ですか……?」

「うん、そうだよ。咲桜は心配しすぎなの。俺が悪いんだから、もっと責めてくれてもいいのに。」

「そ、そんな事できませんっ……!」

 責めるなんて、私にそんな事する権利も度胸もない。

 それに……。

「好きな人を悪く言いたく、ないので……。」

 どの口が言ってんだと思われそうだけれど、心の底からの本音を口にする。

 好きな人を傷つけたくないし、責めるなんてもってのほか。

 雅君に分かってもらう為に恥ずかしさを押さえながらそう言う。

 その途端、私の口が塞がれた。

 軽いキスだけれど、甘くて優しいもの。

 雅君は私に口付けた後、困ったように苦笑してみせた。

「そんな可愛い事ばかり言わないで。俺の心臓、壊す気?」

「そ、そう言う気持ちは全くないです……。」