生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

『あ、あの……私がここにいるの、誰にも言わないでください……。』

 そう言ったのは、あまり人にバレたくなかったから。

 両親に心配かけちゃうのも理由だったけれど、お気に入りの場所を誰にも知られたくなかった。

 バレたら……私の心の安寧が、なくなりそうだったから。

 わがまま……だったのに、埜雅さんは聞いてくれた。

 それどころか誰にも言わないと約束して、私のお話を聞いてくれた。

 家族のことや好きな事、流行っている物……いろんな話をした。

 その内に私は、いつの間にか埜雅さんに惹かれていた。

 埜雅さんは優しくて全てを包み込んでくれそうな包容力を持っていて、私のことを理解してくれた。

 私は両親以外からどうしてか煙たがられていたから、余計に響いたんだ。

 まるで、現世で前世の道を辿っているみたい……そう思う。

 でも実際、そうなんだろう。

 この火事だって、前世と同じようなもの。

 私は火あぶりで死んでしまったから、きっと現世でも死んでしまう。

 そう言えば私、どうして火あぶりで……。

『埜雅様に近付きたぶらかした刑で、貴様を見せしめにする。』