生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 その周りにはたくさんの炎が見えて、さっきの私の状況と全く同じものになっていた。

 これって、火あぶりっていうやつ、だよね……?

 罪を犯した人が、処刑されるものだったはず……。

 ――『桜華……っ!』

 ……っ。

 聞き慣れすぎた声が、今になって鮮明になってくる。

 それと同時に、頭の中に何かが入り込んでくる感覚に襲われた。

 今まで以上に頭が痛んで、押さえても泣きそうになる。

 いた、いよ……っ。

 じわっと視界が滲んだ瞬間……はっと息を呑んだ。

 流れてきた映像に呆気に取られたわけじゃない。動揺しているわけでもない。

 ……思い、出した。

 私は前世、桜華という名前だった。

 その時代にお殿様だった埜雅さんと出会い、仲良くなったんだよね。

 あの湖は、私のお気に入りの場所だった。

 そこにいたのは、気を紛らわせる為。

 私のお母さんは病気で、お父さんは出稼ぎに出ていたんだっけ。

 それで悲しみを紛らわせる為に、お母さんのお薬を買う為にお金を稼いだ疲れを癒す為に……あそこにいた。