生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

『そうですよねっ!埜雅さんもそう思いますよねっ!』

 二人は仲睦まじそうに、会話を続けている。

 どうしてかそれに、既視感を覚えた。

 やっぱり私、この光景知っているような……?

 これは第三者目線だけれど、私はあの女の子の目線で知ってる気が……。

 そこまで考えた時、私の思考を混乱させるかのように場面がいきなり切り替わった。

『あいつなんかやめて、俺にしたらいいと思うけど。』

『え……っと、あの……困り、ます。海吏さん。』

 ……拓海、先輩?

 あっと声を上げる暇なんかなく、またすぐに場面が切り替わる。

 でもそれは、最悪なものだった。

『埜雅様に近付いた罰よ!こうなる事になるの、分かっててやったのかしら?』

『高貴な埜雅様に近付くなんて……なんて命知らずな子。』

『まぁ、こうなるのも仕方ないか……。お殿様に何かあっても、困るしな。』

 ……っ、磔……?

 息を呑んでしまうほど恐ろしく、喋る事もままならなくなりそうなほどリアルに感じるそれ。

 十字架の板に磔にされているのは、私と似ていた人だった。