生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 だから、私を頼って……?

 でも、どうしてなんだろう……?

「つ、着いてきてくださいっ……!」

 不思議に思っていると彼女は慌ててそう言い、私の手を強く引っ張った。

 いきなり力を込められて、よろけそうになるも耐える。

 こんなに焦っているなんて……もしかして私が思っているより、切羽詰まっている?

「わ、分かったっ!」

 私は彼女を少しでも安心させたくて、できるだけ大きな声で返した。

 すると彼女は焦って泣きそうにゆがめている顔に、ほんの少し安堵の色を見せて私を連れて行ってくれた。



 ……めらめらと燃え始めているのは、何かの錯覚なのか。

 私は彼女が連れてきてくれた目的地に着くや否や、言葉を失ってしまった。

 熱気がここまで来ていて、火の粉が飛び散っている。

 ――火事、だ。

 目の前には燃え始めの様子の一軒家があり、数分も経たない内に全焼してしまいそうな勢い。

 呆気に取られて身動きが取れなくなっている私に、連れてきてくれた彼女が訴えかけてくる眼差しを向けてきた。