生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 そこまで考えて口の中で言った時、ある違和感に気付いた。

 あれ、私どうして“もう”だなんて言ってるの……?

 こんな事、今回が初めてのはずなのに……。

 抱いた違和感に、疑問を思わずにはいられない。

「はぁ……面倒ね。咲桜、来なさい。強制連行よ。」

「えっ……ちょ、ちょっとまっ……」

「問答無用、着いてきなさい。」

 え、ええっ……。

 ぐいっと腕を引かれ、私は若干怒り気味の立夏ちゃんに連行されてしまった。



「あら~、立夏がお友達連れてくるなんて珍しい事もあるものね~。こんにちは、立夏の母ですっ!」

 立夏ちゃんに強制連行されたのは、立夏ちゃんのお家だった。

 立派な一軒家の中に強制的に招かれ、立夏ちゃんのお母さんに挨拶する。

「は、初めましてっ。京都咲桜ですっ……!急に来てしまって、ごめんなさい。」

 強引に連れてこられたとはいえ、急に来た事実に変わりはない。

 アポイントメントなんか取ってないし、招かれる約束もしてないから。

 申し訳なく思いながら挨拶をすると、立夏ちゃんのお母さんは感極まったように息を吐いた。