生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 一人になっても、心が晴れるわけじゃない。

 立夏ちゃんに相談しようにも、どうすればいいか分からないし……。

 拓海先輩とは、あんな事があったから顔を合わせたくないし。

 自分がそれだけのお手上げ状態に立っている事にようやく気付き、複雑すぎる感情から成ったため息を吐き出した。

 どうすれば、いいんだろう……。



 私は次の日から、あからさまに雅君を避けるようになった。

 隣の席だから授業中はどうしようもないけれど、それ以外は教室にいないようにした。

 顔を合わせるだけでも、結構辛い。

 立夏ちゃんに迷惑かけないようにって、立夏ちゃんとも関わらないようにしている。

 一つの嫉妬だけでこんなにひねくれちゃうなんて……私って、どれだけ弱いんだろう。

 自分の愚かさに嫌気が差して、自嘲するように笑う。

 きっと雅君は、今でも前世の人のことが好きなんだろうなぁ……私を、その人に見立てていたみたいだし。

 雅君からしたら私は、ただの代替品だ。前世の人の。

 それなのに私、勘違いして好きになって……馬鹿だとしか、言いようがない。