生まれ変わっても絶対、君しか愛さない。

 あの日……暁槻君に壁ドン紛いなものをされてからというもの、胸の高鳴る頻度が格段に増えた。

 それにこのドキドキは……暁槻君自身によるものだと、分かってしまった。

 最初は暁槻君がかっこいいから、イケメンさんだからドキドキしているのかと思っていた。

 だけれど日を重ねていく内、どんな些細な事でもドキドキするようになってしまった。

 まだ出会って日が浅いのに、私ってもしかして……惚れっぽい性格だったりするのかな。

 好きな人なんてできた事ないから、分からないのが本音だけれど……。

 でも確実に、暁槻君を出会った時より警戒心はないと分かる。

 その代わりに、ドキドキしていて……。

「あのさ、京都さん。」

「っ……ど、どうしたんですかっ?」

 悶々と考えを膨らませていた時、暁槻君から声をかけられた。

 そのおかげで考えを中断する事ができ、視界を彼に動かす。

 何だろう?

 何かあるんだろうか……と思いながら、暁槻君の言葉を待った。

 暁槻君は何かを迷っているのか、何度か口を開閉させている。