「そうだな。だったら、公爵令嬢は売り飛ばすとするか」
「まあっ! それはいいかも。わたし、いくらくらいになるかしらね」
この不毛すぎるやり取りに終止符を打ったのは、かくいうわたしである。
ディアナに気を取られている男たちに、床上でぐったりしている酢漬けキャベツを手でわしづかみし、投げつけてやったのだ。
両手で投げつけたその二つの塊は、左頬に傷のある男とその隣にいる男の顔面に命中した。
「まあっ! それはいいかも。わたし、いくらくらいになるかしらね」
この不毛すぎるやり取りに終止符を打ったのは、かくいうわたしである。
ディアナに気を取られている男たちに、床上でぐったりしている酢漬けキャベツを手でわしづかみし、投げつけてやったのだ。
両手で投げつけたその二つの塊は、左頬に傷のある男とその隣にいる男の顔面に命中した。

