「ヨルク、付き添ってやるといい。ゲオルクは疲れたようだ」
「え、ええ、陛下」
「パーティーを楽しませてもらうとしよう。チカ」
「はい、陛下」

 ラインハルトが腕を差し出してくれたので、それに自分の腕を絡めた。

 それから、その場を離れた。