ド底辺の「たらいまわし王女」の私が「獅子帝」と呼ばれるおっさん皇帝に嫁いだら、超溺愛が始まりましたが……。あの、これって何かの間違いではありませんか?

「陛下のわたしに対する気持ちです」
「おれの気持ちだって?」
「はい。陛下は、人としても男性としても皇帝としても大将軍としても、じつに立派な方です。そんな立派な方が、利用価値のない、しかもちんちくりんの「メガネザル」を愛するわけはありません」

 寝台の上から彼に訴えた。