「いよいよ明日、パーティーだ。チカ。わかっていると思うが、ぜったいに一人っきりになってはいけない。例の計画が嘘でなければ、連中はあの手この手できみをおれたちから引き離そうとするはずだ」
「はい、陛下。承知しております」

 枕に顔を埋めたまま、モゴモゴ答えた。