「陛下、そんなことありません」
それを見て、思わず口を開いていた。
「その、わたしも言いにくいのですが、とにかく、そんなことありません。たしかに、ルーベン王国の国王から陛下に嫁ぐよう一方的に告げられました。そのときには、また違う国にたらいまわしにされるんだと諦めるしかなかったのです。ですが、なぜか今回は陛下のことが気になったのです。これまで予備知識を得ようとか考えもしなかったのに、今回はなぜか気になって仕方がありませんでした。ですので、このバーデン帝国のことを知っている人に教えたもらったのです。とはいえ、噂程度ですが。結局、不安になっただけでした」
苦笑してしまった。
それを見て、思わず口を開いていた。
「その、わたしも言いにくいのですが、とにかく、そんなことありません。たしかに、ルーベン王国の国王から陛下に嫁ぐよう一方的に告げられました。そのときには、また違う国にたらいまわしにされるんだと諦めるしかなかったのです。ですが、なぜか今回は陛下のことが気になったのです。これまで予備知識を得ようとか考えもしなかったのに、今回はなぜか気になって仕方がありませんでした。ですので、このバーデン帝国のことを知っている人に教えたもらったのです。とはいえ、噂程度ですが。結局、不安になっただけでした」
苦笑してしまった。

