「そういうわけで、陛下も含め五人でいろいろ考えたのです。そうして、ある結論にいたったわけです」
「おーい、ジーク。それ以上はやめておいた方がいいよ。それは、陛下が告げるべきだからね」
「おっと、そうだった。あーあ、おれが言いたかったよな」
「それでしたら、わたしだって言いたいわよ」
「わたしも」
「ぼくだって」