どんどん進み、揺れる吊り橋にやってきた。
うっ……どうしよう。私、高い所苦手なんだよね……。
下に転落防止用のネットがあるから安全なんだろうけど……。
「グラグラしてて、ちょっと怖いね」
「だね。でも大丈夫だよ。俺がいるから」
遠回しに胸の内を伝えるも、返ってきたのは頼もしい言葉。
そんなぁ……。心強いとはいえ、やっぱり怖いものは怖いよ……。
回り道がないかを探していると、遊具の陰に人影を見つけた。
そこにいたのは、カメラを構えたセブンオーシャンの社員。
もしかして……今までの言動、全部いいね稼ぎのためだったり……?
「ほらっ、行こう」
立ち尽くしていると、再び強引に手を取られた。
ここで写真にうつれば、また高評価を得て、金の夫婦の卵に近づくかもしれない。
けど……。
「やだ……っ!」
声を張り上げて腕を振り払い、その場から走り去る。
うっ……どうしよう。私、高い所苦手なんだよね……。
下に転落防止用のネットがあるから安全なんだろうけど……。
「グラグラしてて、ちょっと怖いね」
「だね。でも大丈夫だよ。俺がいるから」
遠回しに胸の内を伝えるも、返ってきたのは頼もしい言葉。
そんなぁ……。心強いとはいえ、やっぱり怖いものは怖いよ……。
回り道がないかを探していると、遊具の陰に人影を見つけた。
そこにいたのは、カメラを構えたセブンオーシャンの社員。
もしかして……今までの言動、全部いいね稼ぎのためだったり……?
「ほらっ、行こう」
立ち尽くしていると、再び強引に手を取られた。
ここで写真にうつれば、また高評価を得て、金の夫婦の卵に近づくかもしれない。
けど……。
「やだ……っ!」
声を張り上げて腕を振り払い、その場から走り去る。



