「美味しくなーれ」
予感的中。そのままカレー鍋におまじないをかけ始めた。
「紫月く……どうしたの⁉」
「貸してもらった本に、愛を込めて花を育てると長持ちするって書いてあったから、試してみようと思って」
えええ⁉ だからって食べ物で試しちゃう⁉
「菜々夏さんも一緒にやろうよ」
「わ、私も⁉」
ツッコむ隙も与えず、強引に手を取った紫月くん。
一体どうしたんだろう……。こんなことするキャラじゃなかったよね? 仮眠取って元気になったのかな……。
昼食を終えてしばらく休憩した後、遠足のメインであるアスレチック場へ。
「紫月くん、ありがとう」
「ん。どういたしまして。次こっち行ってみようか」
網のトンネルや丸太の壁を、紫月くんの手を借りながら進んでいく。
……やっぱり、今日の紫月くん、何か違う。
こんなに積極的な姿初めて見たもん。
そんなに遠足が楽しみだったのかな……⁉
予感的中。そのままカレー鍋におまじないをかけ始めた。
「紫月く……どうしたの⁉」
「貸してもらった本に、愛を込めて花を育てると長持ちするって書いてあったから、試してみようと思って」
えええ⁉ だからって食べ物で試しちゃう⁉
「菜々夏さんも一緒にやろうよ」
「わ、私も⁉」
ツッコむ隙も与えず、強引に手を取った紫月くん。
一体どうしたんだろう……。こんなことするキャラじゃなかったよね? 仮眠取って元気になったのかな……。
昼食を終えてしばらく休憩した後、遠足のメインであるアスレチック場へ。
「紫月くん、ありがとう」
「ん。どういたしまして。次こっち行ってみようか」
網のトンネルや丸太の壁を、紫月くんの手を借りながら進んでいく。
……やっぱり、今日の紫月くん、何か違う。
こんなに積極的な姿初めて見たもん。
そんなに遠足が楽しみだったのかな……⁉



