一部の上位聖職者はどうしようもない人間だったが、それでも大神官を始めとして真面目な信徒はたくさんいた。
そんな彼らをアコンニエミ聖国が、ラーシャルード教の名を以って欺いている可能性があるのなら、元関係者として真偽を確認する必要がある。
(大神官様はこの事を知っているのかな……? でも……っ)
ティナは自分の中で、アコンニエミ聖国への不信感が高まるのを感じていた。しかし今優先するべきは月下草だ。どっちにしろ森の奥深くにいる時点で、すぐに神殿へは戻れないのだ。
(とにかく今は月下草に集中しよう! どうにかしてルーアシェイア様にお会いしないと!)
湖にいると聞いていたものの、湖はかなり大きくて広い。もし今いる位置の反対方向にいるのなら、移動に半日はかかるだろう。
それに精霊王はそう簡単に会える存在ではないはずだ。きっと会うための条件があるのかもしれない。
「あの! ルーアシェイア様にお会いするには、どうすれば良いのでしょうか?!」
《ルーアシェイア様にお会いできるのは夜よ》
《今は眠っていらっしゃるのよ》
《目覚めるまでここで待っていたらいいわ》
「……あっ、はい。有難うございます。そうさせていただきます」
どんな無理難題が出るのかと身構えたティナだったが、そんな条件は無いらしい。夜になれば会えると精霊たちから聞かされ安堵する。
そんな彼らをアコンニエミ聖国が、ラーシャルード教の名を以って欺いている可能性があるのなら、元関係者として真偽を確認する必要がある。
(大神官様はこの事を知っているのかな……? でも……っ)
ティナは自分の中で、アコンニエミ聖国への不信感が高まるのを感じていた。しかし今優先するべきは月下草だ。どっちにしろ森の奥深くにいる時点で、すぐに神殿へは戻れないのだ。
(とにかく今は月下草に集中しよう! どうにかしてルーアシェイア様にお会いしないと!)
湖にいると聞いていたものの、湖はかなり大きくて広い。もし今いる位置の反対方向にいるのなら、移動に半日はかかるだろう。
それに精霊王はそう簡単に会える存在ではないはずだ。きっと会うための条件があるのかもしれない。
「あの! ルーアシェイア様にお会いするには、どうすれば良いのでしょうか?!」
《ルーアシェイア様にお会いできるのは夜よ》
《今は眠っていらっしゃるのよ》
《目覚めるまでここで待っていたらいいわ》
「……あっ、はい。有難うございます。そうさせていただきます」
どんな無理難題が出るのかと身構えたティナだったが、そんな条件は無いらしい。夜になれば会えると精霊たちから聞かされ安堵する。



