受付には強面の厳つい男性がいた。おそらくこの宿屋の主人だと思うが、小さい子が見たら泣き出しそうな迫力がある。しかし、そんな人種に知り合いがたくさんいるティナは、怖がる様子もなく平然としている。
「こんにちは。子狼の獣魔と一緒に泊まりたいんですけど、部屋はありますか?」
「獣魔なぁ……。部屋を汚さなきゃいいけどよ。そこんとこ大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。もし汚したら弁償します」
「え、あ? ああ、そうして貰えるとありがてぇが……」
全く怯まないティナに、逆に主人の方が尻込みしている。お互い見た目と違う性格のようだ。
「じゃあ金額だが──……」
ティナは主人から説明を聞くと前金と引き換えに部屋の鍵を貰う。
アウルムを連れて借りた部屋へ入ると、そこは素朴で可愛らしい内装の部屋だった。
「うわぁっ! 可愛い部屋だねっ! 清潔感もあってすっごく素敵!」
さすがアウルムが決めた宿だとティナは感心する。古びた外観を見ただけでは、この宿の良さに気づかなかっただろう。
『良い匂いがしたのー! だからここにしたのー!』
「良い匂い? お料理の?」
「こんにちは。子狼の獣魔と一緒に泊まりたいんですけど、部屋はありますか?」
「獣魔なぁ……。部屋を汚さなきゃいいけどよ。そこんとこ大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。もし汚したら弁償します」
「え、あ? ああ、そうして貰えるとありがてぇが……」
全く怯まないティナに、逆に主人の方が尻込みしている。お互い見た目と違う性格のようだ。
「じゃあ金額だが──……」
ティナは主人から説明を聞くと前金と引き換えに部屋の鍵を貰う。
アウルムを連れて借りた部屋へ入ると、そこは素朴で可愛らしい内装の部屋だった。
「うわぁっ! 可愛い部屋だねっ! 清潔感もあってすっごく素敵!」
さすがアウルムが決めた宿だとティナは感心する。古びた外観を見ただけでは、この宿の良さに気づかなかっただろう。
『良い匂いがしたのー! だからここにしたのー!』
「良い匂い? お料理の?」



