トールはその後の調べで、ティナの婚約は王子のゴリ押しと、神殿と王宮の思惑が一致したことで決まった婚約だと知り、ほっと胸を撫で下ろす。
ティナと王子が愛し合っているために結ばれた婚約ではなかったことに安堵したのだ。
もしティナが隣国の王子を愛してのことなら、トールもその婚約を渋々……というか仕方なく……無理やり自分を納得させただろう。
だが、ティナに恋愛感情が無いのなら、まだ間に合うのでは無いかとトールは考えた。
(とにかく学院でティナともう一度友達になろう……! 全てはそこからだ!)
そして身分を隠すために目元も隠さねばならなかったトールは、認識阻害の魔道具である眼鏡を用意し、念を押して前髪で顔を隠すことにした。
ちなみに認識阻害の魔道具は、トールの存在感を薄めてくれるだけでなく、目元が見えないようにしてくれる優れものだ。万が一、前髪がめくれても<金眼>がバレることはない。
そんな風に試行錯誤した結果、一見すると怪しく冴えない男子生徒になってしまったが、自分の容姿に興味がないトールにはどうでも良かった。
ティナと王子が愛し合っているために結ばれた婚約ではなかったことに安堵したのだ。
もしティナが隣国の王子を愛してのことなら、トールもその婚約を渋々……というか仕方なく……無理やり自分を納得させただろう。
だが、ティナに恋愛感情が無いのなら、まだ間に合うのでは無いかとトールは考えた。
(とにかく学院でティナともう一度友達になろう……! 全てはそこからだ!)
そして身分を隠すために目元も隠さねばならなかったトールは、認識阻害の魔道具である眼鏡を用意し、念を押して前髪で顔を隠すことにした。
ちなみに認識阻害の魔道具は、トールの存在感を薄めてくれるだけでなく、目元が見えないようにしてくれる優れものだ。万が一、前髪がめくれても<金眼>がバレることはない。
そんな風に試行錯誤した結果、一見すると怪しく冴えない男子生徒になってしまったが、自分の容姿に興味がないトールにはどうでも良かった。



