それからは知っての通り、ティナは神殿に迎え入れられ、聖女として生きることになった。
連絡を受けたベルトルドが冒険者ギルドに到着した頃にはすでに遅く、神殿の関係者がティナを半ば強引に連れ去った後であった。
ベルトルドは神殿の行いを不当だとして、異議申し立てをしたものの、王宮を抱き込んだ神殿の主張が認められ、ティナは正式に聖女となってしまう。
その時のことを、ベルトルドは今だに恨んでいる。
だからティナがいつ神殿を抜け出しても良いように、王都の冒険者を巻き込んでティナを見守っていたのだ。
たとえ記憶を一部失くしたとしても、ティナは根っからの冒険者だった。
浄化の巡礼に行ったはずが、魔物の素材を持って帰ってきた時は、流石のベルトルドも驚かされたが、そんなティナが面白くて可愛くて、彼女がギルドに顔を出すのがベルトルドの楽しみの一つになっていた。
そうしてベルトルドの神殿への怒りが少しは落ち着き始めた時、今度はティナを王子の婚約者にするという話が持ち上がる。
これにはベルトルドも激怒した。しかし冒険者ギルドのギルド長がいくら反対しても、神殿と王宮には敵わない。
連絡を受けたベルトルドが冒険者ギルドに到着した頃にはすでに遅く、神殿の関係者がティナを半ば強引に連れ去った後であった。
ベルトルドは神殿の行いを不当だとして、異議申し立てをしたものの、王宮を抱き込んだ神殿の主張が認められ、ティナは正式に聖女となってしまう。
その時のことを、ベルトルドは今だに恨んでいる。
だからティナがいつ神殿を抜け出しても良いように、王都の冒険者を巻き込んでティナを見守っていたのだ。
たとえ記憶を一部失くしたとしても、ティナは根っからの冒険者だった。
浄化の巡礼に行ったはずが、魔物の素材を持って帰ってきた時は、流石のベルトルドも驚かされたが、そんなティナが面白くて可愛くて、彼女がギルドに顔を出すのがベルトルドの楽しみの一つになっていた。
そうしてベルトルドの神殿への怒りが少しは落ち着き始めた時、今度はティナを王子の婚約者にするという話が持ち上がる。
これにはベルトルドも激怒した。しかし冒険者ギルドのギルド長がいくら反対しても、神殿と王宮には敵わない。



