アウルムに信頼されているとわかったティナは、嬉しくなってアウルムを抱き上げる。
子犬と戯れるティナはとても愛らしく、審査官も思わず見惚れるほどであった。
「……ゴホンっ!」
「……っ! あっ、国内ではくれぐれも気をつけて下さい。<金眼>の獣魔なんてとても珍しいので、奪おうとする輩がいるかもしれませんから」
トールの咳払いで我に返った審査官が、ティナにくれぐれも注意するように助言してくれた。アウルムはまだ子犬ということもあり、狙われやすいのだという。
親切な審査官にお礼を言ったティナは、トールやモルガン一家と入国審査場を抜け、クロンクヴィストに足を踏み入れた。
国を隔てている壁に作られた通路をしばらく進んでいくと、セーデルルンド王国とはまた違った雰囲気の、雑多な街並みがティナの目に飛び込んできた。
国境沿いにある街ヘールスは、商人や冒険者が大勢行き交っており、とても活気がある。
「うわぁ……! すごい……!」
子犬と戯れるティナはとても愛らしく、審査官も思わず見惚れるほどであった。
「……ゴホンっ!」
「……っ! あっ、国内ではくれぐれも気をつけて下さい。<金眼>の獣魔なんてとても珍しいので、奪おうとする輩がいるかもしれませんから」
トールの咳払いで我に返った審査官が、ティナにくれぐれも注意するように助言してくれた。アウルムはまだ子犬ということもあり、狙われやすいのだという。
親切な審査官にお礼を言ったティナは、トールやモルガン一家と入国審査場を抜け、クロンクヴィストに足を踏み入れた。
国を隔てている壁に作られた通路をしばらく進んでいくと、セーデルルンド王国とはまた違った雰囲気の、雑多な街並みがティナの目に飛び込んできた。
国境沿いにある街ヘールスは、商人や冒険者が大勢行き交っており、とても活気がある。
「うわぁ……! すごい……!」



