「諦めなくてもいいんじゃない?」

君がそう言って寄り添ってくれるから。悲しみと怒りと切なさと不安が少しだけ和らいだ気がしたんだ。


「諦めないっていいね。私ずっと一人だったから。友達も、学校行ってていいなあーって思ってた。私も学校行きたいなあ。」

ひながそう言って。