「す、すみません!勉強不足で…」
明日香が必死に謝ると、
「いや、勉強うんぬんじゃないから。あはは!」
と、まだ紗季がおもしろそうに笑っている。
「ホントだったんですね…。まさかこんな女子高生がいるなんて…ああ、びっくりした」
胸に手を当ててそう言う陽子に、すみません、ともう1度頭を下げてから、明日香はリハーサル室の中央に目を向けた。
そこでは、コットンキャンディの3人と、サザンクロスの4人が、振付師の指導を受けながら踊っていた。
「ワン・ツー、さん、し。うん!いいね。じゃあ曲かけて通してみよう」
個性的な出で立ちの振付師、マックがそう言うと、7人は最初の立ち位置でポーズを取る。
やがて曲が流れ、皆は一斉に踊り始めた。
明日香も必死にその様子を見ながら、頭の中で衣装のイメージを膨らませる。
(ここ、20秒はあるな。これならチェンジいけるかも)
スケッチブックにありとあらゆる情報を書き込みながら見ていると、あっという間にリハーサルは終了した。
明日香が必死に謝ると、
「いや、勉強うんぬんじゃないから。あはは!」
と、まだ紗季がおもしろそうに笑っている。
「ホントだったんですね…。まさかこんな女子高生がいるなんて…ああ、びっくりした」
胸に手を当ててそう言う陽子に、すみません、ともう1度頭を下げてから、明日香はリハーサル室の中央に目を向けた。
そこでは、コットンキャンディの3人と、サザンクロスの4人が、振付師の指導を受けながら踊っていた。
「ワン・ツー、さん、し。うん!いいね。じゃあ曲かけて通してみよう」
個性的な出で立ちの振付師、マックがそう言うと、7人は最初の立ち位置でポーズを取る。
やがて曲が流れ、皆は一斉に踊り始めた。
明日香も必死にその様子を見ながら、頭の中で衣装のイメージを膨らませる。
(ここ、20秒はあるな。これならチェンジいけるかも)
スケッチブックにありとあらゆる情報を書き込みながら見ていると、あっという間にリハーサルは終了した。



