「ご、ごめんなさいっ…」 そうだよね…こういう場所で走るのは良くないこと。 弘原海くんの言うことはいつも正しい。 相手がこの先困ることのないように、そうやって注意してくれる。 「はぁ…全く。ほんとにそそっかしいな。…まぁ、怪我がなくてよかった」 一通り注意し終えると、そう言って視線を逸らした弘原海くん。 って、私まだお礼も言ってなかった…! ちゃんとお礼を言わないと、助けてくれたのに失礼すぎる…! 「ほ、本当にありがとうっ…!えと…その、よ、よかったら一緒にた、食べませんかっ…?」