弘原海くんの驚く声が聞こえる。 でも、私も自分じゃどうにもできない。 転ぶ…!と思ったら、目の前にいた弘原海くんがすかさず受け止めてくれた。 「っ…はぁ、あっぶな…」 う、そ…助けてくれたの…? もう無理だと思ってたのに…。 「あ、ありがとう弘原海く…」 申し訳なさと感謝の気持ちを伝えたくて口を開こうとしたら、弘原海くんの鋭い視線が向けられた。 「おい明日見。ここは外だが、食堂であることに変わりはないんだから走るな。派手に転んで、料理をぶちまけてみろ。それこそ最悪だぞ」