落ち着いていられると思うの……?!



なんでここに凛くんがいるのかも謎だし、ましてや布団に潜り込んでくるなんて…!



顔も洗ってなければ、髪だってとかしてすらいない。



いつからここにいたのかわからないけど、私が起きる間ずっと寝顔を見られていたのかと思うと……。



「っ…」



自分の体温が上がっていくのを感じて、顔が熱くなる。



「…夢羽、顔真っ赤」



「…っ誰の、せいだと…」



「僕?」



悪びれもなく自分を指さす凛くんに、もう呆れるしかない。



そこで、あることに気づいた。