私の朝は、お兄ちゃんの大きな声から始まる。 「夢羽〜!起きて〜!」 「……んん、おにいちゃ…声大き…」 ドタバタと階段を上がってくる音が聞こえて来たと思ったら、部屋の扉が豪快に開いた。 「夢羽、ご飯できたから降りておいで!今日はフレンチトーストだよ〜?」 …ふれんち、とーすと…? それは食べたい……。 「ふぁあ〜……たべる…から、もう大丈夫…」 「って言いながら目瞑ろうとしてるよ夢羽。まぁ、そんなところも可愛いけどね」