「だからね」と、尚も笑顔で話す藤堂さん。
「俺たちMoonに、君を守る手伝いをさせてほしい。Lunaの行動に見て見ぬふりするのも限界が来たからね」
「限界……?」
「そう。同じ地区で張り合うもの同士。常に相手の行動には目を光らせている。
最近のLunaは常軌を逸している。その釘を打つのも、俺たちMoonの役目なんだよ」
「そう、なんですね……」
つまり、同じ暴走族として、暴走族の品位を欠く行動が許せないって……そういう事かな?
Lunaの監視役をMoonがしてるって事かな?
「美月、大丈夫?何となく理解出来た?」
「う、うん。大丈夫っ」
生吹くんに返事をしていると「それはよかった」と藤堂先輩も頷く。



