今日も先輩から、連絡来なかった……。
庵先輩と別れてから、今日で二週間くらいが経つ。
先輩と会えなくなってから、毎日が味気ないものになってしまった。
登下校もお昼も……寂しい。
ぽっかりと心に穴が開いたようで、何か大事なものがなくなった気がしている。
香耶ちゃんは私を元気づけようとしてくれているけど、私の気分は一向に晴れない。
何回も連絡するの……きっと迷惑だよね。
先輩とのトーク画面を開いては閉じ、また開いては閉じを繰り返す。
何か送ってみようかな……。
そう考えて何か打ってみようと指を動かすけど、送る度胸がない。
打てたのは、つい三日前に送ったこの文章だけ。
《先輩、会いたいです。》
だけど、送ってから後悔した。
こんな文……重たいって、思われるよね。
別れたのに図々しく願うなんて、私はなんてわがままなんだろう。
……馬鹿、みたい。
自分がこんなにも馬鹿らしいと思ったのは、初めてだった。
今までの日常が先輩ありきのものだったから、余計に寂しさと悲しさが増す。
庵先輩と別れてから、今日で二週間くらいが経つ。
先輩と会えなくなってから、毎日が味気ないものになってしまった。
登下校もお昼も……寂しい。
ぽっかりと心に穴が開いたようで、何か大事なものがなくなった気がしている。
香耶ちゃんは私を元気づけようとしてくれているけど、私の気分は一向に晴れない。
何回も連絡するの……きっと迷惑だよね。
先輩とのトーク画面を開いては閉じ、また開いては閉じを繰り返す。
何か送ってみようかな……。
そう考えて何か打ってみようと指を動かすけど、送る度胸がない。
打てたのは、つい三日前に送ったこの文章だけ。
《先輩、会いたいです。》
だけど、送ってから後悔した。
こんな文……重たいって、思われるよね。
別れたのに図々しく願うなんて、私はなんてわがままなんだろう。
……馬鹿、みたい。
自分がこんなにも馬鹿らしいと思ったのは、初めてだった。
今までの日常が先輩ありきのものだったから、余計に寂しさと悲しさが増す。