「あ、付いてるよ。」
「へっ……?」
その時、先輩が微笑みながら私のほうに親指を伸ばしてきた。
そのまま、私の唇の横に付いていたらしいクリームを取る。
そして……親指に付いたクリームを舐め取った。
……!?
「ふふっ、本当菜花可愛い。おっちょこちょいなとこも、可愛すぎるんだけど。」
「は、恥ずかしいです……。」
ドジをした事に恥ずかしがっているんじゃない。
先輩が、さらっとクリームを舐め取ったところに恥ずかしくなったんだ。
どうして……あんな事、すぐできるんだろう……。
真っ赤になっているであろう顔を隠すように片手で覆い、気を紛らわせる為にケーキを食べる。
どうしよう……さっきの先輩がかっこよすぎて、顔の火照りが収まらない……。
先輩は、私がそんな事考えてるなんて知らないんだろうなぁ……。
ぼんやりと考え、私は恥ずかしさを抑えながらも小動物カフェを楽しんだ。
小動物カフェを出て、私は先輩にお礼を言った。
「あの……奢ってくださって、ありがとうございます。」
「へっ……?」
その時、先輩が微笑みながら私のほうに親指を伸ばしてきた。
そのまま、私の唇の横に付いていたらしいクリームを取る。
そして……親指に付いたクリームを舐め取った。
……!?
「ふふっ、本当菜花可愛い。おっちょこちょいなとこも、可愛すぎるんだけど。」
「は、恥ずかしいです……。」
ドジをした事に恥ずかしがっているんじゃない。
先輩が、さらっとクリームを舐め取ったところに恥ずかしくなったんだ。
どうして……あんな事、すぐできるんだろう……。
真っ赤になっているであろう顔を隠すように片手で覆い、気を紛らわせる為にケーキを食べる。
どうしよう……さっきの先輩がかっこよすぎて、顔の火照りが収まらない……。
先輩は、私がそんな事考えてるなんて知らないんだろうなぁ……。
ぼんやりと考え、私は恥ずかしさを抑えながらも小動物カフェを楽しんだ。
小動物カフェを出て、私は先輩にお礼を言った。
「あの……奢ってくださって、ありがとうございます。」

