溺愛したい彼氏は別れても、溺愛をやめたくない。

「えっと……駅前に新しくできた、小動物がたくさんいるカフェに行ってみたいです!」

 ハムスターやうさぎ、モルモットが好きな私。

 少し前にできた小動物がいるカフェに行ってみたくて、リサーチをしていた。

 でも、なかなか時間が取れなくてまだ行けていない。

 もし、デートの希望ができるなら……そこに行きたいなぁ。

 わがままなのかもしれない……そう思いながら、口にしてみる。

「分かった。じゃあ、そこに行こっか。」

「! はい!」

 だけど、先輩はすぐにそう返してくれた。

 やったぁ……!

 先輩に甘えすぎるのもどうかと思ったけど、先輩が肯定してくれた事に嬉しくなる。

 ふふっ、小動物カフェ……!

 そのせいで私は、ずっとふわふわした気持ちに苛まれていた。



 ……迎えた、デート当日。

 先輩とデートの約束をしてからこの一週間はずっと、浮ついた気持ちでいた気がする。

 久々に先輩と一緒にいられたからって理由は大きい気がするけど、大好きな人と一緒にいるのは凄く幸せ。