溺愛したい彼氏は別れても、溺愛をやめたくない。

「いえ……私が悪いんです。勝手に勘違いして、勝手に悲しんで……。なので、美幸さんは何も悪くないです。」

《そんな事ないよ! あたしのせいで菜花ちゃんに誤解を招いた事実は変わらないし、菜花ちゃんにそう言われる権利なんてないんだよ。本当にごめんね。お詫びと行ってはなんだけどさ……今度あたしと一緒にお出かけ行かない?あたし、菜花ちゃんと直接会ってお話したいな。》

 私の言葉に、美幸さんは優しくそう言ってくれる。

 美幸さんは本当に、何も悪くない。

 あの親しそうな写真だって、全てを知った上で見れば何も変じゃない。

 だから私の……早とちりが原因なんだ。

 でも、私も美幸さんと会ってみたい。

「私もです……!」

《良かったぁ~。あたしの連絡先は庵君からもらえるかな? あたしも菜花ちゃんの連絡先識からもらうからさ。また今度連絡しても良い?」

「もちろん、です……! 私も連絡して、いいですか……?」

《当たり前だよ! 待ってるね!》

「ありがとうございますっ……!」

 美幸さんとそんな他愛もない会話を交わし、美幸さんとバイバイする。