木村に気分を害された三人組は、次々と足を立たせて三人横並びになると、挑発的な目つきで腕組み木村に怒りの矛先を向けた。



「バッカじゃねーの。アタシ達の話にめり込んで来るんじゃねーよ。お前マジでキモいんだけど」

「盗み聞きなんて趣味悪くない?黙ってあっち行ってな」

「駒井の事を助けちゃってさぁ。やっぱり駒井が好きなんじゃねーの?」


「木村と駒井、結構お似合いよ~」

「駒井に告って付き合っちゃえよ」

「何?アタシ達が木村の恋のキューピット役?超笑える。キューピットなんて勘弁してよ」



三人組は、割って入ってきた挙句に咲の擁護をする木村が気に食わず、集中攻撃のターゲットに。

一方、緊迫している状況を目の当たりにした私達は、静かに様子を見守る事にした。