君への想い、この音にのせて〜こじらせ幼なじみの恋の行方は〜



「・・・なぁ、・・・今のって、長谷部?」


「え、・・・うん」


「鈴って呼んだよな?・・・いつから?てか、一緒にいんの?」


「あーうん、蘭ちゃんと3人で食べてた」


「・・・なんで鈴って呼んでんの?アイツ苗字で呼んでただろ」


「えっと、そうだね・・・友達、だから?」


「はぁ、ありえねー。友達って、アイツは・・・・・・いや、・・・ごめん、なんでもない」


「・・・奏?」


「・・・ごめん、鈴。今日俺、ちょっと疲れてるから、早めに休むわ」


「あぁ・・・そっか、わかった。ゆっくり休んでね。おやすみ」