「ずるーい! 私も入る!」
すぐに金子が便乗する。
「ね、ねぇ……ふたりとも。聞きたいことが沢山あるんだ」
「なに?」
金子が目をしばたかせて言う。
「君たちはその……人間? 妖怪?」
その質問に銀太がニヤリと笑う。
「沢山の質問についてはゆっくり答えて行くよ。なんていっても俺たちは転校生だ。お互いにわからないことだらけだもんな」
それって、もういなくならないってことだろうか?
僕の胸が熱くなるのを感じる。
これから先は金子と銀太と一緒に、ずっと一緒にいられるってことだろうか。
嬉しさに笑みが止まらなくなる。
銀太のキーホルダーが小さく震えて、中からチリンッと鈴の音が鳴った。
これは妖怪たちからのお礼なのかもしれない。
僕はそう思ったのだった。
END
すぐに金子が便乗する。
「ね、ねぇ……ふたりとも。聞きたいことが沢山あるんだ」
「なに?」
金子が目をしばたかせて言う。
「君たちはその……人間? 妖怪?」
その質問に銀太がニヤリと笑う。
「沢山の質問についてはゆっくり答えて行くよ。なんていっても俺たちは転校生だ。お互いにわからないことだらけだもんな」
それって、もういなくならないってことだろうか?
僕の胸が熱くなるのを感じる。
これから先は金子と銀太と一緒に、ずっと一緒にいられるってことだろうか。
嬉しさに笑みが止まらなくなる。
銀太のキーホルダーが小さく震えて、中からチリンッと鈴の音が鳴った。
これは妖怪たちからのお礼なのかもしれない。
僕はそう思ったのだった。
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