「ついに伊丹も寿退社か~。」 「部長!もう伊丹じゃなくて織田さんですよ。」 「あはは、そうだったな。」 ・ ・ ・ プロポーズされた日 恰も、同意を得られる前提 ロータリーで停車していた いつものセダン車に乗りこむと 私たちは役所へと向かった 「織田(おだ) 杏って、響き悪すぎじゃない?」 「山田よりはいいだろ。」 その日、私達は夫婦となった。 ヤクザの若頭の童貞を奪ったら 求婚されました。 本編【完】