「1年でお別れするの、寂しいなって思ってたから……嬉しい」

私たち、本当に……本物のパートナーになれるのかな?

「お前、可愛いことしか言えないの?」

「え?」

突然真顔でそんなことを言い出した永遠くんに、ぼぼっと顔が赤くなった。

「いっつもそう。可愛いことばっか言って、俺のこと煽って」

「そ、そんなこと言ったことないよ……!」

永遠くん、な、何言ってるの……!?

「自覚ないのもタチ悪い。……そんなところも好きだけど」

ちょ、ちょっと待って……!

「と、永遠くん?」

「何?」

「あの……なんていうか……いつもの永遠くんじゃないような……」