気分が悪くなったのかな……そんな中で私と手を繋ぎっぱなしなんて、ますます気持ち悪いくなっちゃうかもしれない……。

あ……!

「あそこに行こう!」

私は絶好の休憩場所を見つけて、永遠くんを引っ張りながらその場所へと逃げ込んだ。









「ここなら、手を繋いでなくてもバレないよ!ここでちょっと休もう!」

ついたのは、薄暗いおばけ屋敷の中。

「休むって……」

呆れたような永遠くんの声が聞こえるけど、暗いから表情は見えない。

他のお客さんの邪魔にならないように、立ち止まれそうな場所はあるかな……。

少しずつ進んでいくと、突然前から現れた白無垢の女の人。

「ひいっ……!」