永遠くんから予想外の言葉が帰ってきて、ぎょっと目を見開いた。

平気って……ほ、ほんとに?

女子が苦手なのに、ずっと手をつないだままなんて、きっと地獄だよ?

「無理しなくていいんだよ?私が仮病使って欠席とか……!」

「さすがに欠席はやばいだろ。こんなことでお前の成績落とすような真似しなくていい」

永遠くん……。

きっと嫌だろうし、参加したくないと思うのに……。

「本当に平気だから、心配すんな」

優しい言葉をかけてくれる永遠くんに、胸がぎゅっと締め付けられた。

「ありがとう永遠くん……」

永遠くんが、日に日に優しい人に思える。

永遠くんが少しでも気分が悪そうだったら、すぐに早退しよう!