「永遠くん!おはよう!」

「……はよ」

今起きてきたのか、寝癖のついた永遠くんの姿にくすっと笑みがこぼれた。

あれから数日が経ったけど、永遠くんとの関係は順調だ。何事もなく過ごせている。

入学当初はどうなることかと思ったけど、永遠くんは実は優しい人なんだってわかった。

もちろん、極力近づかないように意識しているし、永遠くんの邪魔にならないように頑張っているけど……これも永遠くんの平穏のためと思ったら全然苦痛じゃない。