翌日。汐くんよりも先に起きて用意をして、部屋を出た。
本来早起きは苦手だけど、汐くんが朝起きて、すぐに女の私が視界に入ったら嫌だろうから……。
1年間一緒に過ごすんだから、できるだけいい関係を築きたい。
早く登校しすぎちゃったから、クラスメイトもまだ来てないだろうな……。
案の定、無人の状態だった教室に、ふわぁ……という私の間抜けなあくびだけが響く。
まだ眠いな……ちょっと仮眠しよう……。
机にうつ伏せになって目を瞑ると、次に目を開けた時には30分が経っていた。
ぜ、全然寝た気がしないっ……戻って来て私の30分……!
すでに登校してきている人もちらほらといて、慌てて顔を上げる。
「あ、起きた」
本来早起きは苦手だけど、汐くんが朝起きて、すぐに女の私が視界に入ったら嫌だろうから……。
1年間一緒に過ごすんだから、できるだけいい関係を築きたい。
早く登校しすぎちゃったから、クラスメイトもまだ来てないだろうな……。
案の定、無人の状態だった教室に、ふわぁ……という私の間抜けなあくびだけが響く。
まだ眠いな……ちょっと仮眠しよう……。
机にうつ伏せになって目を瞑ると、次に目を開けた時には30分が経っていた。
ぜ、全然寝た気がしないっ……戻って来て私の30分……!
すでに登校してきている人もちらほらといて、慌てて顔を上げる。
「あ、起きた」


