この女のさらに!…な、惨いその先❸
「はあ、はあ…、うっ…」
ケンはもう瞼を下げ、己のカラダに真上から跨っているオンナの令には、ただ従っていた。
だが、明らかに腰は振っていた。
若干中学2年生の桜木ケンは、この時、まさに禁断の快楽へと身を投げていたのだろうか?
果たして、それは凶暴極まる郡氷子に屈したことを意味するのか、否か…。
「はあ、はあ、ケン…!どうだ、気持ちいいか?」
ケンは大きく首をタテに振った。
「私もサイコーだよ、ケン…。一緒にイクからな。激しく刺激的にだ…」
ここでも彼は素直に頷いた。
***
「藤森、アイスピックとキリよこせ!」
「氷子さん!…何する気ですか⁉…この坊主は言われた通りに従ったでしょう。その上…」
「やかましーって‼早く手元におけよ!」
「氷子さん…」
藤森は実際、恐かった。
絶頂を迎えた時、桜木を殺さないまでも血まみれにするくらいのマネは、この異常者ならそんなハードルなど無いに等しい。
だが、彼に拒むことはできなかった。
工場の出入口に立っている板垣に目をやると、やりきれんと言った顔つきでうなだれている。
二人は目で申し合せし、藤森が渋々、氷子からリクエストされた二つの”アイテム”を彼女の体の横にそっと置いた
氷子はその二つの”刃物”を掴むと、両手で各々を握り、左手のアイスピックをケンの口に咥えさせた。
「ケンの手錠、外してやれ!」
「…」
藤森はこれから氷子が何をしでかそうしているのか、今一つわかりかねてはいたが、少なくともこの後、血を見ることは避けられないと悟った。
そして言われた通り、後ろ手に施錠したケンの両手を解放した…。
***
”さあ、もう野となれ山となれだ…。最悪、この場で二人とも血にまみれて死ぬだけさ…”
藤森は半ば開き直っていた。
と同時に、ここまできた郡氷子がどんな顛末を遂げるのか、少なからず興味を湧かしていたのも事実だったが…。
「はあ、はあ…、ケン、口のアイスピックを手で持て」
すでに目を見開いていたケンは氷子の目を見つめながら、自由になった右手で口に挟んだアイスピックを掴み取った。
その直後…。
「ぎゃー!!」
氷子のカラダの上で、ケンは背中をのけぞらせ、悲痛な悲鳴を上げたのだ…。
なんと、仰向けで寝ていた氷子は素早く上体を上げ、ファック相手のケンに抱き着くと、右手で握ったキリで彼の背中を数センチ切り裂いたのだ。
”ついにやりやがったか、あの女‼”
ちょうどケンの背中から3Mほど後ろの正面に立っていた藤森は、思わず身を乗り出した。
事態を察したもう一人の板垣も、すぐさま走ってこちらに向かってくる。
***
「氷子さん‼アンタ…、まさか⁉」
「黙って見てろって、お前らは…‼はあ、はあ…、イク前に私はこのキリでアンタを愛してやる。…ケンもその手に持ったもので私を愛してくれ…」
「ぎゃー‼あーっ…!」
再びケンが大きく仰け反り、絶叫を発した。
ケンの背中からは、真っ赤な血が二筋、静かに汗と混じりながら彼の体を滴り落ちていた。
「はあ、はあ…、いいのよ、ケン!このアイスピックで私の胸を突こうが、目ん玉を抉ろうが。はあ、ああーっ、はあ…、あなたの愛し方でいいから…。それで一緒にイクのよ‼互い血にまみれながら…」
「狂ってる!…おい、藤森、止めよう‼」
「いや、もう止められない…。ここは、あのガキが右手を振り下ろさないことを願うしかない!」
この二人はもう顔面汗まみれで両手を握りしめ、瞬きもせず氷子とケンを刺すように凝視するほかなかった。
「はあ、はあ…、うっ…」
ケンはもう瞼を下げ、己のカラダに真上から跨っているオンナの令には、ただ従っていた。
だが、明らかに腰は振っていた。
若干中学2年生の桜木ケンは、この時、まさに禁断の快楽へと身を投げていたのだろうか?
果たして、それは凶暴極まる郡氷子に屈したことを意味するのか、否か…。
「はあ、はあ、ケン…!どうだ、気持ちいいか?」
ケンは大きく首をタテに振った。
「私もサイコーだよ、ケン…。一緒にイクからな。激しく刺激的にだ…」
ここでも彼は素直に頷いた。
***
「藤森、アイスピックとキリよこせ!」
「氷子さん!…何する気ですか⁉…この坊主は言われた通りに従ったでしょう。その上…」
「やかましーって‼早く手元におけよ!」
「氷子さん…」
藤森は実際、恐かった。
絶頂を迎えた時、桜木を殺さないまでも血まみれにするくらいのマネは、この異常者ならそんなハードルなど無いに等しい。
だが、彼に拒むことはできなかった。
工場の出入口に立っている板垣に目をやると、やりきれんと言った顔つきでうなだれている。
二人は目で申し合せし、藤森が渋々、氷子からリクエストされた二つの”アイテム”を彼女の体の横にそっと置いた
氷子はその二つの”刃物”を掴むと、両手で各々を握り、左手のアイスピックをケンの口に咥えさせた。
「ケンの手錠、外してやれ!」
「…」
藤森はこれから氷子が何をしでかそうしているのか、今一つわかりかねてはいたが、少なくともこの後、血を見ることは避けられないと悟った。
そして言われた通り、後ろ手に施錠したケンの両手を解放した…。
***
”さあ、もう野となれ山となれだ…。最悪、この場で二人とも血にまみれて死ぬだけさ…”
藤森は半ば開き直っていた。
と同時に、ここまできた郡氷子がどんな顛末を遂げるのか、少なからず興味を湧かしていたのも事実だったが…。
「はあ、はあ…、ケン、口のアイスピックを手で持て」
すでに目を見開いていたケンは氷子の目を見つめながら、自由になった右手で口に挟んだアイスピックを掴み取った。
その直後…。
「ぎゃー!!」
氷子のカラダの上で、ケンは背中をのけぞらせ、悲痛な悲鳴を上げたのだ…。
なんと、仰向けで寝ていた氷子は素早く上体を上げ、ファック相手のケンに抱き着くと、右手で握ったキリで彼の背中を数センチ切り裂いたのだ。
”ついにやりやがったか、あの女‼”
ちょうどケンの背中から3Mほど後ろの正面に立っていた藤森は、思わず身を乗り出した。
事態を察したもう一人の板垣も、すぐさま走ってこちらに向かってくる。
***
「氷子さん‼アンタ…、まさか⁉」
「黙って見てろって、お前らは…‼はあ、はあ…、イク前に私はこのキリでアンタを愛してやる。…ケンもその手に持ったもので私を愛してくれ…」
「ぎゃー‼あーっ…!」
再びケンが大きく仰け反り、絶叫を発した。
ケンの背中からは、真っ赤な血が二筋、静かに汗と混じりながら彼の体を滴り落ちていた。
「はあ、はあ…、いいのよ、ケン!このアイスピックで私の胸を突こうが、目ん玉を抉ろうが。はあ、ああーっ、はあ…、あなたの愛し方でいいから…。それで一緒にイクのよ‼互い血にまみれながら…」
「狂ってる!…おい、藤森、止めよう‼」
「いや、もう止められない…。ここは、あのガキが右手を振り下ろさないことを願うしかない!」
この二人はもう顔面汗まみれで両手を握りしめ、瞬きもせず氷子とケンを刺すように凝視するほかなかった。



