孤高の極悪総長さまは、彼女を愛しすぎている


「叶わない恋ねえ……。あ、もしかして墨くんって2次元にお嫁さんいたりする?」

「それは先生の話でしょう」


「エッなんでわかるの? そうなのだよね〜。今もなお画面から出てこない旦那が5人ほど……」

「もう始業式始まりますよ。さよなら」



本領くんは笑顔のまま一蹴すると、再びカーテンをシャッ…として先生を追い出してしまった。


ほんとじゃんやばい! と言いながら、ばたばた駆けていく先生。

足音がいったん遠ざかって──そして、なぜかまた戻ってきた。



「なにしとるん? 墨くんたちも始業式でなきゃだめです!」

「大丈夫ですよ、留守番は任せてください」

「くっ、……わかった。今回は任せたよ、ヘンな人来たら追い返しといてね!」



え、えええ。
そこ任せていいの……!?