孤高の極悪総長さまは、彼女を愛しすぎている


うん? 待って……よ。
足を消毒するだけなのにどうしてベッドに……!

なんで先生も何も言わないの?
さては先生Luna派だったりする?


ことの真相はわからないけど、この親しそうな感じといい……。
本領くんは、保健室の常連さんだと見た。



「そういえば、墨くんが女の子をここに連れ込むの珍しいね」



いつの間にか閉められてたカーテンの向こう側から先生の声がする。

ていうか、天下の本領家次男を墨くん呼びって、やっぱりすごいな……!



「珍しいじゃなくて“初めて”なんですけどね」

「へえ、そうなんだ。私がいないときも勝手に使ってるみたいだったから、色々お楽しみしちゃってるのかなって思って」


「まさか。俺けっこー潔癖だし」

「ほんとかなあー? ……あ、でもそういえば言ってたね。前から片想いしてる子がいるって」



な……えっ!?

勢いよく本領くんを見る。

出会って間もない人のこととはいえ、これは……さすがに反応せずにはいられない。