当然、周りから距離を起き続けた結果、
わたしはみんなから冷たい目で見られるようになった。
『雪くんの彼女だからって、自分も偉くなったと勘違いして周りを見下してる』
『雪くん以外に興味ないアピールがすごすぎて痛い』
『雪くんの前だけいい顔をしてる』
『ぜんぜん笑わなくて気持ち悪い』
みんながわたしを除け者にすればするほど、雪くんは満足するみたいだった。
──────自業自得だ。
雪くんは今まで大事にしてくれたのに、
わたしは気持ちを踏みにじった。
雪くんがわたしを「女の子」として好きでいてくれたことに
気づけなかったから………。
──『最後の嫌がらせ』
あのキスが、もうずいぶんと昔のことみたいに思える。
───『安心して。もう、かとーあみちゃんには関わんない。最初から、今日で終わらせるつもりだったんだ』
言葉通り、あれから本領くんに話しかけられることはなかった。
目が合うことすら……一度もなかった。



